CSIRT構築・運用支援サービス

インシデント発生リスクを減らす鍵となるのは、事故対応そのものだけでなく、日頃からのセキュリティ運用です。形骸化した体制から脱却し、貴社の現場が迷わず迅速に行動できる環境を整え、有事の際の事業停止を防ぐとともに、運用負担の低減と真に機能する体制の構築を実現します。

貴社が実現できる未来
自社に最適なCSIRT体制の確立により、日頃から効率的・持続的なセキュリティ運営を実現できる
形骸化していない活きたCSIRTの迅速な初動対応により、被害拡大を最小限に食い止めることができる
事業停止を防ぐ体制を確立することで、有事の際もビジネスの継続性を維持できる

まずは、私たちにご相談ください

近年の主要なインシデント発生事例

過去の重大インシデント事例を検証すると、多くの組織においてCSIRTの必要性や果たすべき役割の定義が不十分であり、構築時の注意点が運用に反映されていない実態が浮かび上がります。これらは有事の初動対応を遅らせる直接的な原因であり、体制構築を阻害する重大な要因です。
こうした形骸化のリスクを看過せず、自社の現状における真の課題として直視することにより、重大な被害拡大に直結するセキュリティ運用の脆弱性を正しく把握できます。

2025年10月 / 大手流通業

ランサムウェアに感染し基幹システムが暗号化され、受注・出荷業務が全面停止。同社の配送サービスを利用している他社のECサイトが販売停止になり影響拡大。

2025年10月 / 大手製造業

ランサムウェアに感染し、国内グループ会社の受注・出荷業務が停止。ハッカー集団Qilinが犯行声明を発表し、身代金を要求。1か月が経過してもシステムの完全復旧には至らず、被害額は300億円以上と報道。

2025年4月 / 大手損害保険会社

Webシステムに対する不正アクセスにより、顧客や代理店など約1,740万件の情報漏洩が発生。金融庁が報告徴収命令を発出。

2025年3月 / 小売業

発注・決済システムがランサムウェアに感染し、全23店舗の臨時休業。店舗の営業は再開するが、クレジット決済やポイントサービス等が停止。2025年9月に全サービスを再開。

事業継続に必要となる組織・態勢=『CSIRT※』

CSIRTの活動はインシデント発生時の対応だけではなく、平常時においてもサプライチェーン全体の現状や課題の把握、グローバルな脅威動向の注視、それらの改善や対策の計画立案及び実行推進、社内各部門との調整、外部関連組織などとの連携、SOCによる日々のエスカレーションへの対応、社内システムに関する問い合わせ対応など多岐に渡ります。
インシデント発生後の対応を迅速に行うためには、平常時の活動や事前準が重要となります。
※CSIRT:Computer Security Incident Response Team

事前対応

  • 脆弱性情報の収集
  • 脅威やサイバー攻撃の調査
  • セキュリティ技術動向の調査
  • 情報提供、発信
  • セキュリティイベントの検知
  • セキュリティ監査
  • 脆弱性診断
  • セキュリティツールの開発

事後対応

  • セキュリティイベントの受付
  • トリアージ
  • コンピュータフォレンジック
  • マルウェア解析、ログ分析
  • 内部、外部連携
  • 被害拡大防止、復旧
  • 外部コミュニケーション
  • 内部レポーティング
  • 再発防止策

また、リスクアセスメント、規定・ガイドライン・計画等の策定や維持、セキュリティ教育・啓蒙、インシデント対応訓練・演習などの品質を上げることも重要な取り組みです。

企業におけるCSIRTの重要性

現状 サイバー攻撃の手口は高度化、巧妙化しており、セキュリティ対策を実施していても完全に防ぐことは困難
ゼロデイ攻撃 マルウェア感染 標的型攻撃 フィッシング攻撃 不正アクセス 内部不正
影響と対応 被害を受け、事業停止や復旧など莫大な金銭的被害が発生することも多く、適切な対応には対応責任者を任命し、権限・人員・予算が必要
体制の構築 セキュリティ事故が発生することを前提として、迅速かつ的確に対応するCSIRTが必要
  • インシデント発生時の連絡窓口
  • インシデント収束対応
  • 外部機関との連絡対応
  • セキュリティ事故対応訓練の実施

– CSIRT構築・運用支援サービスについて –有事で機能するCSIRTの確立と支援体制

現状把握から優先順位付けまでロードマップを策定

NIST CSF2.0、JT-X1060を基準としたS&J独自のフレームワークを用いて、お客様のCSIRTを機能・マネジメント・セキュリティ対策状況など多角的に把握します。
そのうえで、お客様に適したCSIRT態勢の実現に向けたCSIRT評価を行い、洗い出された対策・施策に優先順位をつけて、効果的・効率的に実施するためのロードマップを策定します。

4段階で進める実施フロー

本サービスは、現状把握、現状調査、評価・分析、ロードマップ案策定の4つのステップで進めます。規程文書や組織体制図、ネットワーク構成図などから現状を把握したうえで、ヒアリング面談を通じて目指すCSIRT像やCSIRT活動状況、セキュリティ対策状況を調査します。その結果をもとに評価・分析を行い、課題や改善策を洗い出したうえで、優先度や相関関係を整理したロードマップ案を策定し、報告会でご説明します。

STEP1
現状把握
  • 規程文書
  • 組織、体制図
  • NW構成図
  • システム情報
  • クラウドサービス
約半月
STEP2
現状調査
  • ヒアリング面談
  • 目指すCSIRT像
  • CSIRT活動状況
  • セキュリティ対策状況
約1カ月
STEP3
評価・分析
  • 課題、改善策の洗い出し
  • CSIRT機能評価・分析
  • インソース/アウトソース
  • 専門スキル
  • 事業特性、成熟度
約1カ月半弱
STEP4
ロードマップ案策定
  • 改善策の優先度
  • 相関関係の整理
  • フェーズ分け
  • ロードマップ案の策定
  • 報告会
約1カ月

CSF2.0とJT-X1060を統合した独自フレームワーク

CSF2.0、JT-X1060を基に、S&Jのインシデント対応の実績と知見を追加した独自フレームワークを用いて評価を行います。このフレームワークは8分類154項目で構成されており、CSIRTの機能だけでなくマネジメントや運営まで網羅的に評価することで、実効性のあるCSIRTを実現するための課題を抽出します。

分類 サービス内容
脆弱性診断 脆弱性診断、ペネトレーションテストなど
情報収集・活用 脆弱性情報収集、共有、パッチ対応など
準備・事前対策 防御、検知等のセキュリティ対策
受付窓口 PoC、エスカレーション、外部連携など
モニタリング 監視、ログ分析、アラート基準、初期対応など
インシデント対応 トリアージ基準、初動対応、IRなど
インシデント後の対応 復旧、再発防止策など

お客様の事業特性に合わせた評価・分析

ヒアリング面談で収集した結果に対して、CSIRTにおける評価・分析を行います。対策の洗い出しでは、セキュリティ専門性やアウトソースの可否に加えて、お客様の事業特性や成熟度を考慮します。これにより、CSIRTの現状把握と課題の明確化、そしてお客様に最適なCSIRTを実現するための改善策の見える化を行います。洗い出した対策は、基本的事項の改善、セキュリティ対策の改善・実装、CSIRT機能の改善・実装、CSIRT運営の継続改善という視点で分類します。

実現可能なアクションプランを策定

評価・分析で得られた対策一覧に対して、優先順位や相関関係等を考慮したうえで、ロードマップ案を策定します。
これにより、実効性があり効果的なCSIRTを実現するための実現可能なアクションプランをご提示し、CSIRTの継続的な改善と高い事業継続性の確保を目指します。
策定したロードマップ案は、報告会にてご説明いたします。

SOC/EDRからインシデント対応まで
数多の重要機関を支えるS&Jの確かな実績

SOC 500社以上、EDR監視30万台以上、年間50件以上のインシデント対応(IR)、そして300社以上のコンサルティング。サイバーセキュリティ専業ベンダーとしての圧倒的な実績をもとに、SOC監視から評価まで幅広い領域で大手企業・金融機関・公的機関の安全を強固に支えます。

500社+
SOC サービス
提供実績
30万台+
EDR 監視
稼働台数
50件+/年
インシデント
対応実績
300社+
セキュリティ
コンサル支援
100社+
セキュリティ評価
対応実績
99.2%
サービス継続率
(顧客リテンション)

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