S&JとサイリーグHD、共同開発による事前契約型インシデント対応サービスを2025年7月より提供開始~企業・組織のレジリエンスを高める新サービス~緊急時も迅速・確実な対応を実現~
セキュリティ監視サービスやセキュリティ事故対応などのサイバーセキュリティ事業を展開するS&J株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三輪 信雄、以下「S&J」、証券コード:5599)と、株式会社チェンジホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役兼執行役員社長:福留 大士、以下「チェンジHD」、証券コード:3962)の子会社で、サイバーセキュリティ事業を推進する中間持株会社であるサイリーグホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高谷 康久、以下「サイリーグHD」)は、2025年5月14日に発表した両社の戦略的パートナーシップに基づき、共同で開発した新たなサイバーセキュリティサービス「CyLeague サイバーレジリエンス・パッケージ ~サイバー攻撃対応サービス~」の提供を、2025年7月より開始することを発表します。

本サービス「CyLeague サイバーレジリエンス・パッケージ ~サイバー攻撃対応サービス~」は、企業・組織を主な対象とした、事前契約型のサイバーインシデントの緊急対応支援サービス(インシデント対応支援サービス)です。近年、国家レベルのサイバー攻撃や生成AIを悪用した攻撃など、その手口が日々巧妙化・高度化する中で、すべての攻撃を未然に防ぐことは極めて困難な時代に突入しています。こうした背景を踏まえ、本サービスでは「いかに攻撃を受けた際に迅速かつ的確に対応し、被害を最小限に抑えるか」という“備え”の部分に着目し、企業・組織のサイバーレジリエンス(回復力)を平時から高めておくことを目的としています。
お客様は、あらかじめ「CyLeague サイバーレジリエンス・パッケージ ~サイバー攻撃対応サービス~」の契約を結んでおくことで、万一のサイバー攻撃の被害発生(インシデント発生)時にはS&Jのセキュリティの専門チームが対応に着手し、対応開始までの時間的ロスを最小化し、復旧までの期間短縮や業務への影響抑制が可能となります。また、四半期ごとの脅威インテリジェンス提供や定例会を通じて、最新のリスク情報を共有し、組織の対応力を継続的に高めていく仕組みも備えています。これにより本サービスは、単なる緊急時の対応窓口にとどまらず、お客様の事業継続と成長を支える「戦略的パートナー」としての支援を提供いたします。
本サービスは、チェンジグループの連携により広範な顧客接点を持つサイリーグHDと、セキュリティ監視やセキュリティ事故対応などに豊富な実績と専門人材を有するS&Jが、それぞれの強みを活かして共同で開発したものです。両社のパートナーシップによって、これまで限られた一部企業にしか提供できなかった高水準のサイバーセキュリティサービスを、より多くの企業・団体に向けて展開可能にします。
今後もサイリーグHDグループは、日本の企業や組織が安心してデジタル・トランスフォーメーション(DX)に取り組める環境づくりを支援してまいります。
サービスの特長
「CyLeague サイバーレジリエンス・パッケージ ~サイバー攻撃対応サービス~」は、いざというときに迅速な対応を可能にする“プリペイド型”のインシデント対応支援サービスです。インシデント発生後に契約ベンダーを探す従来の対応とは異なり、被害を受けたその瞬間からセキュリティ専門チームによる対応が開始でき、以下の3つの価値を通じて、企業の継続的な安心を提供します。
1.コストの予見性
年間契約により、突発的なインシデント対応費用の不確実性を排除し、安定した予算管理が可能です。
2.事業継続性の向上
脅威インテリジェンスや定期ミーティングによって、潜在的リスクを可視化し、平時からの継続的な改善を支援します。
3.専門家リソースの確保と迅速な対応
経験豊富なセキュリティ専門家が事前にアサインされるため、被害発生時の初動対応を迅速かつ的確に実施できます。
サービス概要
・ サービス名称:CyLeague サイバーレジリエンス・パッケージ ~サイバー攻撃対応サービス~
・ 提供開始時期:2025年7月
・ 価格:年間100万円(税込)から
・ 対象:従業員300名規模以上の企業・団体
・ 主なサービス内容:
– インシデント初動対応支援(四半期ごとに1回 【3時間まで】 または 年間1回 【3時間まで】)
– インシデントハンドリング(年間1回 【40時間】)
– 脅威インテリジェンス提供(四半期ごとに1回)
– 定例会(四半期ごとに1回)
– その他、オプションサービス