中堅・中小企業のサイバーレジリエンスを強化する新たな協業モデル
セキュリティ監視サービスやセキュリティ事故対応などのサイバーセキュリティ事業を展開するS&J株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三輪 信雄、以下「S&J」、証券コード:5599)と、株式会社チェンジホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役兼執行役員社長:福留 大士、以下「チェンジHD」、証券コード:3962)の子会社で、サイバーセキュリティ事業を推進する中間持株会社であるサイリーグホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高谷 康久、以下「サイリーグHD」)は、SMBCサイバーフロント株式会社 (代表取締役社長:青木 泰憲、以下「SMBCサイバーフロント」)が新たに提供を開始する「インシデント対応付きアドバイザリーサービス」に対し、そのサービスの一部として、2025年8月より事前契約型インシデント対応支援機能の提供を開始しました。

SMBCサイバーフロントは、株式会社三井住友フィナンシャルグループ(執行役社長グループCEO:中島 達)、MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社(代表取締役社長:舩曵 真一郎)、サイリーグHD、イー・ガーディアン株式会社(代表取締役社長:高谷 康久)が2025年2月に設立した合弁会社で、中堅・中小企業に対する実効性のあるセキュリティ支援を行っています。
中堅・中小企業にも求められる“サイバーレジリエンス”
巧妙化するサイバー攻撃に対し、被害をゼロにすることは困難です。特にリソースの限られた中堅・中小企業では、攻撃を受けても被害を最小限に抑え、事業を継続する力=“サイバーレジリエンス”の強化が重要なテーマとなっています。
これまでもSMBCサイバーフロントは、日々の相談に応じる「アドバイザリーサービス」を展開してきましたが、今回、S&JとサイリーグHDが提供するインシデント対応支援機能を新プランの機能の一部として組み込まれることで、「平時」だけでなく「有事」にも対応できる体制の提供が可能になります。
これによって、本サービスの利用者は、万が一のセキュリティインシデント発生時に業者選定や稟議を待たずに対応を開始できる体制をあらかじめ確保でき、迅速な初動と早期の業務復旧を支援します。
S&Jは、今後もサイリーグHDとSMBCサイバーフロントとの連携を強化し、全国の中堅・中小企業に対し実効性のあるサイバーインシデント対策をお届けするとともに、今回の協業モデルを通じて、パートナーやアライアンス企業との連携を広げることで、日本全体のサイバーレジリエンスの底上げに貢献してまいります。